33歳で韓国留学した理由|半年間住んで感じたこと

韓国留学

韓国旅行が好きで何度も訪れているうちに、いつからか

「旅行だけじゃなく、一度韓国に住んでみたい」

と思うようになりました。

最初から「韓国語を仕事にしたい」「絶対にペラペラになりたい」という大きな目標があったわけではありません。

ただ、好きな韓国で生活してみたい。

そんな気持ちが、韓国留学を考え始めたきっかけでした。

でも、実際に留学を考えると、

「33歳で留学しても大丈夫かな?」

「仕事を辞めて、帰国後にまた働けるかな?」

「留学するなら、もっと明確な目的が必要なのかな?」

と、不安もたくさんありました。

当時は派遣社員として長く働いていたこともあり、なかなか決断できませんでした。

それでも、やらなかったことを後悔したくないと思い、33歳で半年間、韓国の語学堂へ留学しました。

今回は、私が韓国留学を決めた理由や留学前の不安、実際に半年間生活して感じたことを紹介します。

私が韓国に興味を持ったきっかけは、友達からおすすめされたK-POPでした。

そこから韓国旅行へ行くようになり、少しずつ韓国そのものに興味を持つようになりました。

最初の頃は、好きなアイドルに関連する場所やドラマのロケ地を巡ることが旅行の中心でした。

旅行だけでも十分楽しかったのですが、何度も訪れるうちに、少しずつ気持ちが変わってきました。

「数日間の旅行ではなく、実際に韓国で生活したらどんな感じなんだろう?」

観光地を巡るだけではなく、韓国で学校へ通ったり、買い物をしたり、普通の毎日を過ごしてみたい。

そんなふうに考えるようになり、いつか韓国に住んでみたいという気持ちが強くなりました。

何度も訪れるうちに、一度生活してみたいと思った韓国

韓国留学をしたいと思ってから、実際に行くまでには約1年かかりました。

すぐに決断できなかった大きな理由は、仕事と年齢への不安でした。

当時、私は派遣社員として同じ職場で7〜8年働いていました。

長く働いていた職場だったので、留学のために仕事を辞めることは簡単に決められませんでした。

そんなとき、職場の移転が決まりました。

移転後はそれまでより通勤時間が長くなり、実際に通ってみたものの、このまま続けるのは難しいと感じるようになりました。

そのタイミングで、以前から考えていた韓国留学のことが頭に浮かびました。

「行くなら今かもしれない」

職場の移転は、なかなか踏み出せなかった留学を決断するきっかけになりました。

留学すると決めてから、仕事をしながら毎月少しずつ費用を貯め始めました。

貯金できる期間は約1年間しかなかったので、普段よりも多く貯めることを意識していました。

その間は遊びに行く回数を減らすなど、普段の生活で使うお金も調整していました。

留学したいという気持ちだけでは、実際に韓国へ行くことはできません。

仕事を続けながら費用を準備し、少しずつ留学に向けて動いていました。

家族や友達も留学を応援してくれたので、周囲から反対されることはありませんでした。

それでも、長く働いた職場を辞めることや帰国後の仕事については不安がありました。

不安がなくなったから決断できたのではなく、韓国に住んでみたいという気持ちを優先することにしました。

留学前に特に気になっていたのは、年齢と帰国後の仕事についてでした。

語学堂には若い学生が多いイメージがありました。

「周りは10代や20代の人ばかりなのかな?」

「33歳で入っても浮かないかな?」

そんなことを考えていました。

韓国へ行きたい気持ちはあっても、実際に学校へ通うとなると、年齢差が気になっていました。

もうひとつの大きな不安が、帰国後の仕事でした。

長く働いていた職場を辞めることになるので、留学が終わったあとに、また仕事が見つかる保証はありません。

留学へ行く前は、帰国後に韓国語や留学経験を活かせる仕事に就けたらいいなとも思っていました。

でも、半年間でどれくらい韓国語が上達するかも分かりません。

考え始めると不安はたくさんありました。

それでも、せっかく留学すると決めたのだから、韓国にいる半年間は思いきり楽しみたい。

帰国後のことは、そのときに考えよう。

そう気持ちを切り替えました。

留学先は韓国の語学堂でした。

私は大学の寮で生活しながら、半年間韓国語を勉強しました。

実際に語学堂へ通ってみると、周りは10代や20代の学生がほとんどでした。

最初は33歳という年齢が少し気になり、年齢差に抵抗を感じることもありました。

でも、年齢は違っていても、韓国語を学びたいという共通の目的があります。

授業を受けたり、一緒に勉強したりするうちに、自然と仲良くなることができました。

同じクラスの日本人の友達とご飯へ行ったり、街歩きをしたり、空いている教室で一緒に勉強したり。

年齢が違っていても、楽しく過ごすことができました。

語学堂のトウミ制度を通じて、韓国人の大学生と仲良くなる機会もありました。

トウミ制度は、韓国人学生が留学生の韓国語学習や交流をサポートしてくれる制度です。

私もこの制度を通じて仲良くなった大学生に、韓国語の発表準備を手伝ってもらったことがあります。

語学堂のトウミ制度で仲良くなった韓国人大学生に、韓国語の発表準備を手伝ってもらいました。

語学堂のクラスメートだけでなく、韓国人の大学生と交流できたことも留学生活の思い出です。

最初は年齢差が気になっていましたが、留学生活が始まると、少しずつ考え方も変わりました。

そもそも、私は友達を作ることだけが目的で留学したわけではありません。

もし話が合わない人がいても、無理にグループに入ったり、周りに合わせたりする必要はないと思っていました。

一人で行動することにも抵抗はなかったので、自分のペースで過ごすことができました。

社会人として経験してきた人間関係や、自分なりの距離感の取り方が、留学生活でも役立っていたのだと思います。

年齢が違っていても気の合う人とは仲良くなれるし、いつも誰かと一緒にいる必要もありません。

振り返ってみると、33歳だったからこそ気楽に過ごせた部分もありました。

留学前の韓国語レベルは、ハングルが読める程度でした。

読み間違えることもあり、分かるのは本当に簡単な単語が少しだけ。

韓国旅行には何度も行っていましたが、韓国語で自由に会話ができるわけではありませんでした。

語学堂の授業は午前9時から午後1時まで。

授業では、自己紹介や挨拶といった基本的な韓国語から、文法や単語の読み書きなどを学びました。

教科書のような教材を使いながら、先生が授業を進めてくれるスタイルでした。

最初の授業は楽しかったですが、レベルが上がるにつれて勉強が大変だと感じることも増えました。

半年間留学したからといって、韓国語がペラペラになったわけではありません。

それでも、お店で注文したり、簡単な会話をしたり、道を聞いたりと、旅行中に使える韓国語を身につけることができました。

今でも韓国旅行で役立つことがあります。

正直に言うと、帰国してから「もっと韓国語を勉強しておけばよかった」と思うこともありました。

もともと勉強が得意な方ではなかったので、留学中は韓国語の勉強だけでなく、友達と出かけたり、韓国での生活を楽しんだりすることにも時間を使っていました。

でも、私が韓国留学を決めた一番の理由は、韓国語をペラペラに話せるようになることではなく、一度韓国に住んでみたいという気持ちでした。

その目的を叶えられたうえに、語学堂で韓国語も学ぶことができたので、半年間の留学生活には満足しています。

半年間韓国留学をしても、韓国語を自由に話せるようになったわけではありません。それでも留学してよかったと思う理由については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

韓国留学をしてよかったと思うことのひとつが、旅行では経験できなかった日常を過ごせたことです。

授業が終わってから友達と大学の食堂でご飯を食べたり、カフェで宿題をしたり。

寮のみんなでチキンやピザを食べることもありました。

寮で友達と食べたチキン。何気ない時間が留学生活の思い出になりました。

語学堂の授業や大学の寮での生活、平日と休日の過ごし方については、こちらの記事で紹介しています。

同じ時期に、以前の職場で一緒だった友達も韓国へ留学していました。

その友達は私より先に韓国での生活を始めていたので、留学中は一緒にカフェへ行ったり、ご飯を食べたりしていました。

ときにはコンビニで飲み物を買って、川沿いでゆっくり話すこともありました。

旅行だったら、限られた時間の中で観光や買い物を優先していたかもしれません。

でも、留学中はそんな何気ない時間を過ごせることがうれしかったです。

韓国で特別なことをするのではなく、普通の毎日を過ごしている。

そんな瞬間に、韓国へ留学してよかったと感じました。

旅行では、限られた日程の中で行きたい場所を回ることが多いです。

でも、留学中は韓国で生活しているので、気になるお店があっても「また来週行けばいい」と思えました。

学校へ通って、食事をして、買い物をして、寮へ帰る。

そんな何気ない毎日が、今では大切な思い出になっています。

韓国留学を経験して、自分の中で一番変わったと思うのは行動力です。

留学中は、自分でも驚くくらいいろいろなことに挑戦していました。

以前は周りに合わせることも多かったのですが、留学生活では自分の意見を伝えたり、ときには断ったりすることもできるようになりました。

知らない環境で生活しながら、自分で考えて行動する機会が増えたことも影響していると思います。

また、韓国旅行の楽しみ方も変わりました。

以前は韓国に詳しい友達に案内してもらうことが多かったですが、今では自分で旅行の計画を立てたり、行ったことのない場所へ出かけたりしています。

特別な場所ではなく、日常の時間が楽しかった韓国生活

留学をしたからすべてが変わったわけではありません。

それでも、やってみたいと思ったことに自分から挑戦する気持ちが強くなったと感じています。

留学へ行く前は、帰国後に韓国語や留学経験を活かせる仕事に就けたらいいなと思っていました。

でも実際に留学してみると、韓国語の勉強だけでなく、友達と出かけたり、韓国での生活を楽しんだりする時間も多くなりました。

半年間留学したものの、仕事で韓国語を使えるほどの語学力を身につけたわけではありません。

そのため、帰国後は韓国とは関係のない仕事に就きました。

仕事は帰国後1ヵ月以内に決まり、現在もその職場で働いています。

留学経験を直接仕事に活かすことはありませんでしたが、だからといって留学したことを後悔しているわけではありません。

韓国で半年間生活した経験そのものが、私にとって大切なものになっています。

正直に言うと、もっと若いときに留学すればよかったと思ったこともあります。

もっと長く韓国に住めたかもしれない。

ワーキングホリデーも経験できたかもしれない。

韓国語の勉強にも、もっと時間を使えたかもしれない。

そんなふうに考えることもありました。

でも、33歳だったからこそ楽しめたこともあります。

周りと比べすぎず、自分のペースで生活できたこと。

年齢の違う人たちとも、楽しく過ごせたこと。

そして、社会人として働いたあとに、もう一度学校へ通う経験ができたこと。

振り返ってみると、33歳で留学したことを後悔しているわけではありません。

もっと早く行っていたら違う経験ができたかもしれませんが、このタイミングだったから出会えた人や経験できたこともありました。

私が33歳で韓国留学を決めた理由は、「一度韓国に住んでみたい」というシンプルな気持ちでした。

最初から明確な目標があったわけではなく、韓国語を仕事にしたいと考えていたわけでもありません。

それでも、好きな韓国で半年間生活できたことは、私にとって大きな経験になりました。

留学前には年齢や仕事への不安がありましたが、実際に行ってみると、語学堂での勉強や友達との時間、韓国で過ごす何気ない毎日が大切な思い出になりました。

韓国語については、もっと勉強しておけばよかったと思う部分もあります。

それでも、もともと一番やりたかった韓国での生活を経験できて、さらに韓国語も学べたことには満足しています。

留学経験を直接仕事に活かすことはありませんでしたが、自分で決めて行動した経験は、今の自分にもつながっていると思います。

留学して何を得たいのかは、人によって違っていてもいい。

私の場合は、好きな韓国で半年間暮らせたことが、何よりも大きな経験でした。

半年間の韓国生活でできた出会いも、大切な思い出です

この記事が、30代で韓国留学を考えている方や、年齢や仕事のことで迷っている方の参考になればうれしいです。

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