韓国留学へ行く前は、半年間韓国に住めば、ある程度韓国語が話せるようになると思っていました。
でも実際は、半年間語学堂に通っても、韓国語で自由に会話できるレベルにはなりませんでした。
もちろん、留学前よりできることは増えました。
韓国語で注文したり、道を聞かれたときに答えたり、簡単な会話ができるようになったり。
それでも、韓国人の友達と何気ない会話をしたり、自分の気持ちを自由に伝えたりすることは、最後まで難しかったです。
正直、もっと勉強しておけばよかったと思うこともあります。
ただ、私が韓国留学を決めた一番の理由は、韓国語をペラペラに話せるようになることではなく、一度韓国に住んでみたいという気持ちでした。
今回は、半年間韓国の語学堂へ通って感じた韓国語の変化や、勉強で苦労したこと、もう一度留学するなら変えたいことについて紹介します。
留学前の韓国語レベルはハングルが読める程度
留学前の韓国語レベルは、ハングルが読めて簡単な単語が分かる程度でした。
日本語でいう「あいうえお」が分かるくらいの状態です。
留学前には、ハングルの練習ノートや『できる韓国語』の本を購入して、自分でも勉強しようとしました。
でも、もともと勉強が得意ではなかったので、途中で断念してしまいました。
韓国旅行には何度も行っていましたが、韓国語で自由に会話できるわけではありません。
そのため、語学堂では基礎から学べる1級で勉強を始めました。
私が33歳で韓国留学を決めた理由や、仕事を辞める前に不安だったことについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
語学堂の授業は楽しかったけれど大変だった
私が通っていた語学堂では、レベル別にクラスが分かれていました。
私は初級の1級からスタートしました。
最初は自己紹介や挨拶、基本的な文法などを学ぶので、韓国語を勉強することが楽しかったです。
でも、授業が進むにつれて難しいと感じることが増えていきました。
授業はすべて韓国語で進められる
特に大変だったのは、先生の説明も韓国語だったことです。
例えば、日本語なら「今日は『〜と』という文法を勉強します」と説明されるところも、韓国語で授業が始まります。
そのため、次の日に何の文法を勉強するのか予習していないと、先生が何を説明しているのか、ほとんど理解できないこともありました。
韓国語を勉強するために授業を受けているのに、その説明を理解するためにも韓国語が必要。
最初は、そこが特に大変でした。
文法を理解するだけでなく、先生の話を聞き取ったり、自分の言葉で答えたりすることにも苦労しました。
聞き取り・読み・書き・話す試験があった
語学堂では、授業で習った内容をもとにテストもありました。
試験は主に、
- 聞き取り
- 読み
- 書き
- 話す
といった内容でした。
単語や文法を覚えるだけでなく、聞いた韓国語を理解したり、自分で話したりする力も必要でした。
私はもともと人前で発表したり、自分の意見を伝えたりすることが苦手だったので、特に話す試験は大変でした。
それでも、韓国に留学しているからこそ、苦手なことにも挑戦していました。

2級になって感じた周りとの差
1級から2級へ進むと、授業の内容も難しくなり、周りの学生との差を感じるようになりました。
特に難しかったのは、文法と会話です。
周りの学生は先生の質問に答えたり、韓国語で会話したりしているのに、自分は伝えたいことをうまく言葉にできませんでした。
「みんなすごいな」
と思う一方で、自分ももっと勉強しなければと焦ることがありました。
でも、いざ勉強しようと思っても、何から始めればいいのか分からないこともありました。
予習や復習をした方がいいと分かっていても、友達と出かけたり、韓国での生活を楽しんだりする時間を優先してしまうことも多かったです。
韓国に住んでいるだけで、自然に韓国語が話せるようになるわけではない。
半年間の留学を通して、そう感じました。

半年間の留学でできるようになったこと
韓国語で自由に会話できるようにはなりませんでしたが、留学前と比べてできることは増えました。
例えば、
- 韓国語で注文する
- 買い物をする
- 道を聞く
- 道を聞かれたときに答える
- 地下鉄やバスを利用する
- 韓国語のメニューを読む
といったことです。
もちろん、すべてを完璧な韓国語でできるわけではありません。
それでも、簡単な韓国語を使いながら、自分で行動できるようになったことはうれしかったです。
お店で注文できたときのうれしさ
留学前は、韓国語が分からないこともあり、注文するときに不安を感じることがありました。
でも、留学中に覚えた韓国語を使って、自分で注文できたときはうれしかったです。
また、道を聞かれたときに韓国語で答えられたことも印象に残っています。
難しい会話はできなくても、自分が勉強した韓国語が実際に通じたことが自信につながりました。
大学近くのコンビニでの何気ない会話
留学中、大学の近くにあるコンビニを利用していました。
そこの店員さんが、
「留学生?」
「どこから来たの?」
と話しかけてくれたことがありました。
韓国語で少し会話ができたことが、とてもうれしかったのを覚えています。
授業で習った韓国語を、学校の外でも使える。
そんな何気ない出来事からも、少しずつ韓国語が身についていることを実感できました。
今でも韓国旅行へ行くと、日本語が通じなさそうなお店でも入ってみようと思えるのは、こうした留学中の経験があるからだと思います。
韓国語がもっと話せたらと思った瞬間
韓国語が通じてうれしかった経験がある一方で、もっと話せたらよかったと思う場面もありました。
特に感じたのは、韓国人の友達と会話するときです。
トウミ制度で韓国人大学生と交流
私が通っていた語学堂には、トウミ制度がありました。
トウミ制度は、韓国人学生が留学生の韓国語学習や交流をサポートしてくれる制度です。
私もこの制度を通じて韓国人の大学生と仲良くなり、一緒にご飯へ行ったり、授業の発表準備を手伝ってもらったりしました。

一緒に過ごす時間は楽しかったのですが、韓国語だけで会話するときには難しさも感じました。
相手が話してくれているのに、内容を理解できない。
伝えたいことがあるのに、韓国語でうまく説明できない。
そんなことが何度もありました。
日本人と韓国人のグループでご飯へ行ったときも、何気ない会話に入れないことがありました。
もっと韓国語が話せたら、みんなとの会話をさらに楽しめたのに。
そう感じたことは、今でも覚えています。
日本人の友達と過ごした時間に後悔はない
韓国語の上達だけを考えるなら、もっと韓国人と話す時間を増やした方がよかったのかもしれません。
でも、日本人の友達と過ごした時間を後悔しているかと言われると、全く後悔していません。
留学中は、友達に誘ってもらっていろいろな場所へ出かけました。
映画や舞台挨拶を見に行ったり、江陵(カンヌン)へ旅行したり、制服をレンタルして写真を撮ったり、花火大会へ行ったり。
一人だったら調べることも、行くこともなかったかもしれない場所ばかりです。
友達が誘ってくれたからこそ、経験できたことがたくさんありました。

韓国語をもっと勉強しておけばよかったという気持ちはあります。
それでも、友達との時間を減らしてまで勉強だけを優先すればよかったとは思っていません。
もともと私が留学した一番の理由は、韓国で生活してみたかったからです。
韓国語の勉強も大切でしたが、友達と出かけたり、韓国でしかできない経験をしたりする時間も、私にとっては留学生活の大切な一部でした。
もしもう一度韓国留学するなら変えたいこと
もしもう一度韓国留学できるなら、今度はもう少し勉強を頑張りたいです。
特に意識したいのは、次の5つです。
- 授業で習った文法や単語を復習する
- 次の日に習う内容を予習する
- 韓国語の発音練習をする
- 教科書の文章を声に出して読む
- 韓国語を話す時間を意識して増やす
実際に語学堂へ通って感じたのは、予習の大切さでした。
次の日にどんな文法を勉強するのか分かっているだけでも、先生の説明を理解しやすくなったと思います。
また、単語や文法を覚えるだけでなく、声に出して練習することも必要だったと感じています。
韓国語を聞いて理解できても、自分が話そうとすると言葉が出てこないことがありました。
だからこそ、もう一度留学するなら、授業で習った韓国語を実際に使う時間も増やしたいです。
ただ、勉強ばかりの生活にしたいわけではありません。
韓国での生活も楽しみながら、以前より勉強にも時間を使いたい。
今なら、そんな留学生活を送りたいと思います。
それでも韓国留学してよかった理由
半年間留学しても、韓国語は理想としていたほど上達しませんでした。
もっと勉強しておけばよかったという気持ちもあります。
それでも、韓国留学をしたことに後悔はありません。
私が留学を決めた一番の理由は、韓国語を仕事に活かすことではなく、一度韓国に住んでみたいという気持ちだったからです。
語学堂で韓国語を学びながら、友達と出かけたり、買い物をしたり、韓国で普通の毎日を過ごしたり。
その一番の目的を叶えることができました。
さらに、韓国語で注文したり、道案内をしたり、コンビニの店員さんと少し会話したりと、留学前には難しかったこともできるようになりました。
韓国語を自由に話せるようにはならなかったけれど、韓国で生活するという経験に加えて、韓国語も学べた半年間でした。

語学堂の授業が終わってからの時間や、大学の寮での生活、平日と休日の過ごし方については、こちらの記事で紹介しています。
まとめ|韓国語がペラペラにならなくても留学してよかった
半年間韓国の語学堂へ通っても、私は韓国語で自由に話せるようにはなりませんでした。
特に文法や会話は難しく、授業についていくためには、もっと予習や復習をしておけばよかったと感じています。
それでも、韓国語で注文できたり、道を聞かれたときに答えられたり、コンビニの店員さんと少し会話できたりと、できるようになったこともありました。
そして何より、ずっと経験してみたかった韓国での生活を楽しむことができました。
もちろん、韓国語の上達を一番の目標にするなら、それに合わせた勉強や会話の練習が必要だと思います。
でも、留学する目的は人によって違います。
私の場合は、韓国で暮らしてみたいという気持ちが一番にあり、その中で韓国語も学べたことに満足しています。
もっと勉強しておけばよかったという反省はありますが、半年間の留学生活そのものに後悔はありません。
この記事が、韓国留学後の語学力が気になる方や、韓国語に自信がなく留学を迷っている方の参考になればうれしいです。



